2014年7月22日火曜日

心ある日本人に知ってほしい! 台湾日本語世代を支えてきてくれたのは「外勞」たちだ!

こんばんは。仙台台湾朋友会です。
心ある日本の方々は、このことに是非とも関心を持ってほしいものです。

今日は、台湾の日本語世代のお年寄りと「外勞」についてご紹介します。




台湾には「外勞」という言葉があります。
「外国人労働者」ということなんでしょうが、
一般的には、東南アジア諸国から来たメイドのことを指すようです。

台湾では、外勞と思われる顔立ちの違う人に車椅子を押されているお年寄りをよく見かけます。
そのお年寄りは年齢的に見て、本省人であれば日本語で教育を受けた世代でしょう。
私は最初、「あぁ、どこから来たのかもわからない言葉も通じない人に介護されて、お年寄りたちは可愛そうだなぁ」とか、「介護する側もお金がほしいだけで嫌々やってるんだろうな」などと思いながら見ていました。
しかし、一昨日・昨日の日本語世代のお年寄りと外勞のふれあいを見て、それが偏見だったことに気づきました。そんな風にしか感じられなかった自分が恥ずかしい。

一昨日、日本語カラオケで会った日本語世代のお年寄りと付き添いのインドネシアからの外勞のお話を紹介します。
このインドネシアの方は、台湾に来て5年になるそうですが、最初は奥さんの方の介護をしていたそうです。奥さんが亡くなってから、旦那さんの面倒を見るようになったそうですが、旦那さんは週4回カラオケに行くくらいお元気な方。介護というよりは、カラオケの付き添いがメインです。このインドネシアの方、日本語は挨拶程度しか話せませんが、日本の歌は完璧な発音で見事に歌います。なんでも、旦那さんから猛特訓を受けたのだとか。旦那さんの元気の源は、このインドネシアの方が趣味を分かち合ってくれていることだと思えてなりません。旦那さんは、このインドネシアの方を本当の娘だと思っているとおっしゃっていました。

昨日の短歌の歌会では、やはり外勞に車椅子を押されて来ていたお年寄りが何名かいらっしゃいました。お年寄りの中には、稀に日本語しか話せない方もいらっしゃいます。フィリピンから来たある外勞の方は、そんなお年寄りのために日本語を覚えて、なんと日本語で会話していました。

2つの例は稀な例かも知れません。しかし、外勞の人たちが台湾のお年寄りを支えてきたことは間違いない事実です。
カラオケに付き添うにしても、日本語を覚えるにしても、日本の介護業界の常識からは考えられません。
介護業界に限らず、日本社会に「心」はあるんですか?

日本語世代のお年寄りを支えるのは、本当ならば日本の若い人がすれば一番いいのでしょうが、いかんせん日本には情報がありませんね。政府もそんなことには目をつむっているでしょう。
台湾に日本語を話すお年寄りがたくさんいることも、そのお年寄りを支えているのが東南アジアから来た外勞であることも、ほとんどの日本人は知らないでしょう。

私たち日本人は、東南アジアからの外勞が台湾日本語世代のお年寄りを支えてきてくれたことに感謝しなければなりませんし、このことにもっと関心を持つ必要があります。

余談ですが、日本が3年間の技能研修生の名のもとに外国人労働者を使い捨てにしているのに対して、台湾は12年間、韓国でさえも9年間、正規の労働者として雇用を保証しているそうです。

日本も今後、超高齢社会+労働力不足の時代を迎えることでしょう。その時、日本の老人の車椅子を押してくれているのは、どの国から来た「外勞」なのでしょうね。。。

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