2015年11月20日金曜日

東港慈雲乾坤宮30週年祈安超拔法會を見てきました!

東港慈雲乾坤宮の日本神・日本軍艦

シリーズ「台湾の日本神」。
今回は、1月にお伝えした東港慈雲乾坤宮に再訪がかないましたので、
その様子をご紹介します。

東港慈雲乾坤宮には日本神と日本軍艦の模型が祀られていることは1月にお伝えしました。
その時はちょうど、29周年の法事の準備をしている時でした。

今年は11月18日から21日まで、東港慈雲乾坤宮の30周年の法事が行われます。
前回の法事から1年経っていませんが、これは法事を何月何日に行うかは
神託によって決定するため、日にちは毎年異なるそうです。

今年の法事は4日間続きますが、今回は19日の午後の様子をお伝えします。




東港バスターミナルからそう遠くないところにある東港慈雲乾坤宮靈聖堂。
通常はこちらに日本人の神様がいらっしゃいますが・・・



どの神様もいらっしゃいません。現在法事の真っ最中なので、本堂に行ってしまったようです。



靈聖堂の入り口にこんな貼り紙が!
普段はこちらには誰も人がいませんので、
日本神を参拝しに来たら電話してみては?



さて、靈聖廟からそれほど遠くない場所にある本堂にやってきました。
祭壇がまばゆいです。神様がたくさんいます。
道教と仏教の習合のようですね。



日本神も他の神様に並んでいっしょにいらっしゃいました。
手前の軍人、奥の娘さんが日本神です。軍人の像はもう一体あります。



こちらの日本神も戦争で亡くなった方です。
台湾で亡くなった多くの日本人の魂が海を渡って日本へ帰れるように、
軍艦(の模型)が用意されています。
昨年見た時は軍艦に日本国旗が掲げれれていましたが、
今年はいろいろな旗が掲げられています。



船に紙で作った人型を乗せています。



特攻の旗もあります。
勘違いしないでほしいのは、彼らは特攻を賛美しているのではありません。
特攻で散った兵隊さんたちを顕彰するために、このような旗を用意しているだけです。

たくさんの日本のみなさんにこの廟を訪問してほしいと思っていますが、
この投稿を見て、偏った考えの人がこの廟を訪れるようになるのは、当会の本意ではありません。



読経が始まりました。
こちらのお経は日本のとは違って、歌です。
オルガンと伝統的な弦楽器・打楽器で音楽を奏で、
お経を歌います。
これがまたほれぼれするようないい声です。
歌手のようですよ。



おやっ? 後ろの方で何か始まりましたよ。
聞いたところ、立ち膝になっている方の祖先の霊が、
この方を通して「法事に参加したい」と言っているらしく、
祖先の霊と交信しているところだそうです。



小さいうちからこういう伝統に触れる機会があるっていいですね。



法事は朝から夜まで続きます。
ほぼ1時間おきになんらかの儀礼をおこないます。
お経の読み手が足りないので、他の廟から応援に来る人もいるのだとか。
美味しいものをたくさん食べて腹ごしらえしないと体がもちません。



日本では珍しいパッションフルーツ。タネのカリカリ感と果肉の甘酸っぱさがたまりません。



この日の全ての儀礼が終わったのは夜8時頃でした。



このようなお経が歌われていました。



1月に続いて、東港慈雲乾坤宮で素晴らしい体験をさせていただきました。
みなさんに感謝するとともに、この縁を大切にしていきたいです。

台湾縁、最高!

1 件のコメント:

  1. 今年の3月下旬に鎌倉のカトリックの神父の誘いを受けて、プロテスタント(鎌倉)とお寺(鎌倉・東京)と神社(茨城)の人達で潮音寺と霊聖堂と東港慈雲乾坤宮に戦没者慰霊の為にお参りしてまいりました。

    返信削除