2015年11月27日金曜日

3年に1度の南洲迎王祭! 鎮安代天宮の様子

日本神・毛元帥が祀られる廟で3年に1度の迎王祭!

台湾の文化を日本のみなさんにわかりやすくお伝えする仙台台湾朋友会です。
今回は3年に1度行われる、南州迎王祭をご紹介します。
今、まさに開催中の熱いお祭りですよ!



台湾南部屏東県で行われるこのお祭り、神様をお迎えし、お送りするものです。
最も有名なのは東港のものですが、時期を変えて南州や小琉球でも行われます。

今回の南州迎王祭は、20151124日から1129日に開催されます。
初日に海辺で儀式を行い、神様を迎え入れます。2日目以降、神輿が南州近辺の各集落を巡回します。最終日には海辺で神様をお送りする儀礼が行われます。
今回ご紹介するのは、3日目の鎮安集落・鎮安代天宮での様子です。



神輿は朝から他の部落を巡っていて、鎮安に来たのは午後でした。
午後に備え、鎮安代天宮で食事が提供されます。南部にいると食事が提供されるのは当たり前のように感じますが、北部ではこのような習慣は稀であると聞きました。




神輿が通る道沿いの家では、祭壇を作って神様にお供えをします。




鎮安代天宮の主な神様は、呉府千歳と毛元帥です。
毛元帥は実は日本人です。元々は戦前の台湾で戦死した日本人パイロットで、魂は成仏できず、代天宮近くの木の下で修業を続けていたそうです。これを呉府千歳に認められ、元帥としてこの廟に祀られるようになったそうです。




こちらが日本神・毛元帥です。外見は日本人っぽくないですが、ここでは日本人だと信じられています。このように日本人が神様として祀られている廟は台湾各地にたくさんありますが、本当に興味深い信仰の形です。




他の集落を巡回していた神輿が到着したようです。これから鎮安集落の巡回が始まります。





集落内の各所に立ち寄って、お供え物をもらいます。人々は神様に手を合わせます。



台湾の神輿は、日本とは違って担ぐときの掛け声はありません。
また、日本のように担ぎ手が神輿を上下に揺らしたりしません。棒がしなるようにできていて、担いで歩くときの振動で神輿が自然と揺れます。




こんな神様も。 


暗くなってくると、神輿が光ります!



当方が鎮安にいたのは10時半から17時半まででしたが、祭りは夜中まで続くと言っていました。
3年に1度ということもあり、本当に賑やかなお祭りでした。
日本では地域の神社などで行われてきた祭りが少子化の影響で寂しいものになって久しいですね。
いくつかの地域で連携して一緒にお祭りをすると、もっと盛り上がるのかもしれません。

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