2015年12月3日木曜日

「海難1890」を観たら台湾枋寮へ! エルトゥールル号海難事件の生存者をトルコへ送り届けた人が台湾に祀られている!

12月5日は、映画「海難1890」ロードショーですよ!

台湾の歴史や文化をわかりやすくみなさんにお届けする仙台台湾朋友会です。
シリーズ「台湾の日本神」。
今回は日本トルコ友好の立役者が台湾で神様として祀られているお話です。




12月5日から日本トルコ合作映画「海難1890」が全国の映画館で上映されます。
もちろん仙台でも上映されますよ。

この映画の前半は、日本とトルコの友好の嚆矢とも言える「エルトゥールル号海難事件」を描いています。生存者をトルコまで送り届けた人物の中に、田中綱常さんという人がいます。
映画では登場しないかもしれませんが、海軍少将・貴族院議員まで務めた人でした。

なんとこの田中さんが、台湾南部、屏東縣枋寮の東龍宮という廟に、神様として祀られているのです。これについては、以前ブログで紹介していますが、「海難1890」ロードショーを前に、ぜひみなさんに田中さんのことを知ってもらいたいと思い、詳しく掲載することにしました。





田中綱常さんはどんな人物だったか?

田中綱常さんについて、東龍宮のパンフレットを参考に、
台湾とトルコに関わる部分のみを抜き出してみました。


1842年(天保13年) 薩摩藩に生まれる
1871年(明治 4年) 大久保利通により清国へ派遣される(清国留学生)
1873年(明治 6年) 副島種臣らと台湾で起こった琉球漂流民殺害事件(1871年)の処理にあたり、
            上海・北京・天津・福州・台湾を往来する
1874年(明治 7年) 台湾の調査・台湾出兵(牡丹社事件)
1890年(明治23年) 比叡艦艦長としてエルトゥールル号海難事件生存者をトルコへ送り届ける
1891年(明治24年) オスマン・トルコ皇帝アブデュル・ハミト2世よりメジディエ勲章授与される
1895年(明治28年) 台北縣知事
1903年(明治36年) 死去


田中さんは日本トルコ友好の立役者の一人であり、
台湾にもかなり深く関わっていた人なのですね。
そんな田中さんが現在台湾で神様として祀られています。





ちなみに、この廟には、田中さんを筆頭に5人の日本人が神様として祀られています。
あの乃木希典大将もいますよ。







もし「海難1890」を観て興味を持った方は、
是非台湾南部、屏東縣枋寮の東龍宮を訪れてみてください。
枋寮駅から歩いて簡単に行けますよ。
僑德路、僑德國小の向かいにあります。




0 件のコメント:

コメントを投稿