2015年12月1日火曜日

愛で溢れた六塊厝の日本家屋群と下淡水溪舊鐵橋

屏東の六塊厝にかつて日本人開拓村があった!?

先日88歳のおばあちゃんから、
「屏東の隣の六塊厝駅の近くに昔日本人の開拓村があった」
という話を聞きました。

台湾東部には、豊田・森坂・吉野など、名の知れた開拓村がありますが、
ここ南部屏東の地にも開拓村があったのでしょうか?
気になったので、何か名残がないか探しに行ってみました。

六塊厝駅は屏東駅の隣の駅ですが、乗り降りする人も少なく、辺鄙なところです。
駅を出て右に行くと屏東の市街地、左へ行くと下淡水溪の河原に出ます。

下淡水溪の方へ行ってみました。
すると、セメント瓦の日本家屋がたくさんありました!
屏東や東港にも日本家屋がたくさんありますが、六塊厝のものはそれ以上です。ここが開拓村だったのかどうかは調べてみないとわかりません。近くに飛行場があるので、もしかすると軍人宿舎だったのかも知れませんが、いずれにしてもたくさんの日本家屋があるのは事実です。






うわぁぁ、道も家も愛で溢れている!

一か所、面白いところを発見しました。
見てください! 道も家も、愛で溢れています!!
日本家屋を芸術空間に生まれ変わらせるというのは、台湾各地で行われていますが、
まさかこんな愛に溢れた場所にするとは・・・





飯田豊二技師の下淡水溪舊鐵橋

日本家屋群を通り過ぎると、すぐそこに河原があります。
ここは整備されていて、遊歩道があります。
遊歩道を進んでいくと、昔の鉄橋の残骸をみることができます。






さらに進むと、かつて使われていた鉄橋を間近でみることができます。
旧鉄橋は1913年完成、全長は1526mだそうです。
2008年に修復されて今の形になっていますが、土台は日本統治時代のものです。
飯田豊二技師設計のこの鉄橋ができたおかげで、屏東の農作物を高雄へ運ぶことができるようになり、
屏東の経済活動が活発になったと聞きます。




この旧鉄橋、高雄側からは線路を歩くことができますが、
屏東側は残念ながら通行禁止になっています。





六塊厝は意外に見どころがたくさんあって楽しいところです。
屏東で自転車を借りて、日本家屋群や河岸の遊歩道をサイクリングしながら、
日本統治時代の建築をゆっくり見るのがオススメです。

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